考えまとめ

ゲーム機戦争について
ナンセンスの一言。面白いゲーム=グラフィックの綺麗なゲーム、ではない。
グラフィックが綺麗なゲームは、グラフィックの綺麗さによって臨場感を増すだろうが、臨場感が必要なゲームはそうそう無い。
どうも、臨場感と没入感を取り違えて評価しているゆとりが多い気がする。

個人的には、現時点だと、任天堂マイクロソフトの2台巨頭体制になるのではないかと思っている。
Vitaの出来次第では、と言う条件がつくが。

どうも、ソニーがやろうとしている事は、臨場感を増させようとしているのだと思う。それは没入感とイコールではないため、開発コストの増大や、他プラットフォームへの移行の妨げなど、サードにとってうれしい事がないのではないかと思っている。

また、そもそもゲームとして面白いのかどうか、と言う閾値が設定されていない気がする。

ソニーのおかげで、「お兄ちゃん向け」ジャンルの拡充や、文化的安定はなされた気がするんだが、そもそものゲームとしての面白さや、そのハードの能力を使い切りに行くような開発スピリットが低減してはいないだろうか。

そこがネックになっていて、結局、今後のゲーム市場の中でソニーは大きな存在になりえないのではないかと思っている。
いや、俺が知らないだけで、PSNとかすげーんだよ!って教えてくれたらうれしい。
ただ、どうしても、プラットフォームを整えるとか、そういう方向に向いていない気がしていて、Vitaこけたらソニーはゲーム市場から撤退してもおかしくないんじゃないかと思っている。

いや、それはもちろん、サードがいる限り、ソフトが売れる限り、撤退なんて起きないんじゃないかと思うのだが、サードは今のソニーハードに居続ける価値があるんだろうか?と思うと、首を傾げてしまって…。

任天堂には鬼の飛び道具が合って、マリオ、ゼルダポケモンカービィを、きちんと練って発射すれば、必ず当たりを引いてこれる。

ソニーには、何があるだろうか?どれだけ技術を投入しても、美しいグラフィックでも、そもそもコンテンツが無いのではないか?
ブルーレイ?いつになったらDVDを駆逐できるのだろうね?下手したら、ブルーレイは、βと同じ運命を辿りはしないかね?だってあのクオリティのためにデッキもう一個は、要らないっすよ?
DVDメディアの革新が起きるのを、実はみんな待っているんじゃないのかな?

そんなこんなで、ゲームを提供するプラットフォームを整える、と言う事に関して、ぶれの少なかった2社が生き残る気がする。

長いって?
家電?馬鹿じゃねーの?って事ですよ。