気持ち悪い

https://www.youtube.com/watch?v=uB9v_gJ3iHE
企画自体が気持ち悪い。
過去映像なら「記録」なので見てられるけど、新作は無理だ。
死者に鞭打ってるように感じる。
技術的に凄いことと、倫理的に受け入れられることは違う。
子供たちは無邪気におもしろいというだろう。大人たちは懐かしさに見るだろう。僕もそうした。
そのために、死の前日まで、声が出ないのごめんなさい、とまで言いながら、仕事をしたこの人を、客寄せパンダとして扱うのか。
その発想がおぞましい。この嫌悪感は、薄れてしまうものなんだろうか。
僕らは僕らで、そのような企画を世に出していく事になるんだろうか。
それで良いのか。
「怪物と戦う物は自らも怪物とならぬよう心せよ
 深淵を見つめるとき、深淵もまたこちらを見つめている 」
この言葉を思い起こされた。
消費者はまさに怪物だ。それをつぶさに見続ければ、怪物を理解する。
そして、怪物に合わせて動き始める。それは、形が違うだけで、怪物ではないのか。