電子的なアレ方面のプロットとか

セカイカメラ的な、電脳コイル的なアレが世に浸透して着ている中、不審な死亡事故が続発する。
調べると、ログに以上な量のバイナリが書き込まれている。
バイナリを変換する術を探しながらアレを使っていると、アレの中に映り込む「得体のしれない何か」。
それからそれを見てしまった人物の逃走劇が始まる。
どうにも成らなくなったとき、逃げ込んだ場所でアレとアレを向かい合わせた奇跡。合わせ鏡の迷宮に閉じ込めることに成功する。
そしてバイナリの解析が終わる。
バイナリは「有る空間の特定の時間の物理演算結果」だった。
アレを介して「得体のしれない何か」は三次元空間に影響を与えようとしていた。
そして、それは、与えていた。
編成される「得体をしれない何か」への対策タスクフォース。
アレを通してこちらに介入できるならば、アレを通してあちらにも介入できるはず。
しかし次元の壁は高く、バイナリの内容は判ったが、バイナリの作り方が分からない。
そこで捉えられた「得体の知れない何か」の解析が始まる。
捉えられ、コピーされたものは「メフィスト」と名づけられ、バイナリデータを抜き出される。
そこから、「メフィスト」はコピーされたPCの中に生息することが判った。
PCをダウンさせると、凄まじい断末魔と共に消滅した。
対策が判ったタスクフォースは、アレの回収を命じる。

「全世界をネットワーク化せよ。全世界にアレをアクセス可能とするのだ」

IPv6の全適用と、IPv6と位置情報の連結から、
そして、「得体のしれない何か」は「悪魔」と呼ばれ、「悪魔」の認識装置としてのアレは完成し、「悪魔」たちへの対抗策が完成する。
初期は防護壁のみだったが、繰り返すうちに、悪魔自体のバイナリ解析が完了する。
悪魔召喚プログラムと、悪魔アナライザ、悪魔合体システムの完成である。

以後の戦いは悪魔アナライザにより解析されたバイナリと、同じアナライザによって解析された人間との、3次元と電脳世界との協会で繰り広げられる。

解析が進んだバイナリはより効率良く分解され、再構築され、堅固になり、強力な個体となる。

あとはジャンプ展開。
「ここがプロットの大事な部分だろう!!!」

結局、溢れ出すバニシング・ポイントでの大バトルで一件落着。天使も悪魔も無い。人間と別世界の生命体との決戦。