大陸改造論

中華人民共和国と言う名の国土は、改造すべきである。

16億とも言われる人間が住むこの土地は、改造すべきである。

人間の思想を、文化的多様性を保ちながら、一定の水準で統一する事は、西暦が始まってから、いまだかつて成功した試しがない。
社会を営む生命体である人間は、単一に見える組織でも、どこかに異物が存在し得るからである。

これが、大陸を改造すべきである、と言う論拠である。
彼らが内部崩壊するのか、外部へ暴走するのか。経過と結果は問題ではない。できない事をすべきではない。
場当たり的な対処をするよりも、多様性を認め、思想の統一など夢幻を追うのではなく、現実に即した構成にすべきである。

極論すれば、経済と政治と教育を分断し、相互監視・相互補完の関係を作れば良いだけである。
別に有限な国土を分割し、内乱の火種を作り出す事は無い。

とまぁ、肩肘張った書き方をしてみたけど、とどのつまり、今の中国を市場や工場と考えるには、他の要因が係数のでかい変数に思えて、考えられないんじゃないの?と思う次第。
どっちかって言うと、
市場としての価値が出てくるように工場を稼働させる
工場を稼働させられるように彼らのガス抜きをする
って言うところが、きちんとできるようじゃないと、あそこはリスクが高いと思うんだよなー。

ぶっちゃけ、先行投資した人たちは、あそこは市場だ!取り逃すなんてありえない!って言うんだと思っている。
そう行った背景まで考えて受け止められる事を踏まえ、ユニクロの柳井さんの発言を考えると、面白いと思わないか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121119-00000007-jct-bus_all

とどのつまり、ブランド、と一般的に言われるものの創出が、製造業にとっては生死の境なのだと思う。
悪評であれ、何であれ、そこにブランド価値がある、って言うのが、肝なんだろうね。