SNSは滅びない。吸収され、変化する。

SNSは滅びはしない。
でも収益を上げられる構造にはならないだろう。
なぜなら、オフラインですら手に余る人間関係にくわえ、オンラインでの人間関係に手を出した人間は、
破たんするからだ。
距離感をつかめる人間だけが、そのSNSを利用するだろう。
でも、つかめない人間が存在した瞬間、その人間関係はいびつになる。
いびつな人間関係は、自らの生活空間に侵食を始める。目に見えなくとも。
そう考えると、コントロールできない人間関係は、自らに影響する点において、害悪である。

だから、人は、SNSから離れていく。
だから、選択可能な人間関係のみに落ち着いて行く。
結果、オフラインの人間関係が、オンライン上で再構築されるだけに収まる。

となったとき、それは、SNSではなくて、通信プラットフォームでしかない。
はい。LINEですね。
では、LINEは生き延びられるか?
そんな事はない。
飽きられたら、終わりだ。
無料で通話できる、と言う、資本主義に対して全力逆行する仕様を初期に提示したアホどものせいで、
にっちもさっちもいかなくなると思う。そして雨後の筍のように、さまざまなサービスが生まれ、死に、また生まれてくるのだ。
それらを「流行り廃り」の一言で既存メディアたちはゆさぶり、サービスを立ち上げる人間たちは、どうあれば、人類が幸せなのかを考えずに、生きたり死んだりするのだ。

今日はここまで。